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BMXアジア選手権大会ご報告

4月13日、マレーシア・ニーライにて開催されたBMXアジア選手権大会。
チームGANTRIGGERから吉村、西村の2名が日本代表として出場しました。
西村はディフェンディングチャンピオンとして出場。
吉村は、昨年コースの影響による不運なクラッシュによってタイトルを失っていた為、今年は確実に取り返したいアジアタイトルの掛かったレースとなりました。

例年ではオリンピックポイント獲得も1つの重要項目としていますが、東京オリンピックに関しては開催国枠もあることから、本大会でのプライオリティーとしては、とにかくタイトル獲得が絶対使命でした。

[吉村 男子エリートクラス]
予選
合宿でのクラッシュなどが有り、万全とは言えない状況でしたが予選から確実にホールショットを奪い、絶対的な力を示しつつ決勝に向けて体力も温存の走りで予選をトップ通過。

決勝
決勝では、OFFシーズンから取り組んでいるメンタルトレーニングの効果を発揮し、緊張感の一番高い決勝のスタートで今大会1番のスタートを切る事ができた。
そのまま先頭にたち、後続の接触にも影響されず、終始先頭を守りきり、自身3度目のアジアタイトル獲得となった。

[西村 15-16 Girls クラス]
このクラスは、大会唯一の年齢2歳統合クラスで、西村は14歳と下の年齢になる為昨年以上にタフなレースが予想された。

予選
戦前の予想を良い意味で覆し、予選から年上の選手達を相手に昨年同様大幅に引き離す展開。
癖のあるスタートにもしっかりと対応しスタートから飛び出る得意の展開を演じる事が出来ました。

決勝
決勝でも得意のスタートからトップに立ち、1コーナーを回った時には自転車3台以上の差を後続につけ安定した走りでそのままトップでゴール。
2年連続のアジアチャンピオンとなりました。

絶対優勝が使命の中で確実にかかるプレッシャーの元、両選手共に最高のパフォーマンスを発揮できた事はメンタル面での成長も感じる事が出来ました。
アジア圏も近年非常にレベルが上がってきています。
特にインドネシアでは国内でのBMX競技の盛り上がりは目を見張るものが有り、競技人口も年々増加している事から強い選手もどんどん出てきています。
その中でも、吉村は男子最高峰クラスにてきっちりアジア最強選手としてリザルトを残した事は今後の自信にも繋がります。
また西村は、最高峰クラス女子エリートを含めても、全体4位のタイムを計測し、現段階で既にアジア全体でのトップ争いが出来る位置にいる事を確認する事が出来ました。
引き続き世界のトップを目指し、チーム一丸となってレースを戦って行きたいと思います。

〈リザルト〉
男子エリート
優勝  吉村樹希敢(大阪 Gan Trigger)
2位   Bagus Saputra(インドネシア)
3位   Rio Akbar(インドネシア)
5位   松下巽(神奈川 全日空商事株式会社)
6位   池田大暉(新潟)
DNF  中井飛馬(新潟 日本体育大学)

15-16 Girls
優勝 西村寧々花(GAN TRIGGER)